咲くやこの花館通信 200711

2007年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年12月

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ポインセチアが70品種!咲くやこの花館もクリスマスカラーに

 今年ももう12月、クリスマスカラーが街をいろどる季節ですね。咲くやこの花館でも来週からのクリスマスイベントに向け、フラワーホールで展示の準備をしています。

ポインセチアといえば今やクリスマスには欠かせない植物になりました。町の花屋さんにも色も形もいろいろなポインセチアが並んでいますね。そこで咲くやこの花館では約70種類のポインセチアを集めて一堂に展示し、ポインセチアにもいろいろな色や形があるんだなということを実感していただける展示を企画制作中です。

完成は12月4日(火)の予定ですが、今回は開館時間中に展示準備をご覧いただいておりますので、ポインセチアをご覧いただくことができます。

ポインセチア

ポインセチア


このほかにもトロピカル風なクリスマスガーデニングも作成中!いずれも12月24日まで展示する予定です。完成した展示も楽しみですが、準備中の姿を見るのも一興ですよ。

| 咲くやこの花館のイベント情報 | 10:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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空中で育つ植物(エアープランツ)

 パイナップル科チランジア属(Tillandsia)の仲間は、アンデス山脈〜ブラジル南東部にかけて400種以上有ると言われており、樹木や岩等に着生しているものが多く分布しています。

根は着生するだけの役目しかなく、葉には灰色の鱗片毛を蜜に付け、強光を保護する為の光の反射やごくわずかな空中湿度から養水分を吸収して生きていけるところから、エアープランツと呼ばれています。

空中の湿度に植物を生存させるだけの水分があるとは!
ちょっと驚きますね。

普通は白っぽく見えていますが葉水(霧吹き水)をあげると緑色や銀色など、一瞬で目がさめる様な美しい葉色に変化する種が多く有ります。
栽培は、明るい日陰(カーテン越し)の風通しの良い所に置き、植え付けは着生種なのでラン類同様素焼き鉢水苔植えですが、「流木様の木」や「壁掛け飾りの板」などに根元を接着剤で固定して飾れば場所も取らず、他の植物ほど手間がかかりません。

比較的に目立つ美しい花を付ける物が多いグループで、花後親株は1年〜2年で枯れますが、子株が出てきますので株分けして殖やす事が出来ます。

エアープランツ

花木室のエアープランツ

エアープランツ

コルク木片に飾り付け。

花木室では一見地味な植物に見えていますが、開花時には一輪一輪見ると美しく感じて頂けると思います。
また開花した際には、ご紹介しますね!

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「to be or not to be ??」スピアリリーその2

「to be or not to be ??」 

〜スピアリリー(ガイミアリリー)情報 その2〜

11月14日に第1報をお届けしたスピアリリー。
約10日あまりたったので写真を撮ってみましたが… 開花への歩みはまるで「牛歩」のようです。

花芽があがり始めたのは7月、ちょうどギンケンソウが花を咲かせたころでした。
順調に伸びていた花芽ですが、今年の酷暑にびっくりしたのか、はたまた夏のように暑い秋に驚いたのか、赤く色づき始めたのは11月に入ってからでした。

ところが今度は急な寒さ。
当館では冬に咲いたことがない咲くやこの花館のスピアリリーはあまりに激しい気候の変化に戸惑っているかのようです。

まるでシェイクスピアの物語の主人公のように
「咲かせるべきか、待つべきか」悩んでいるような、スピアリリーの歩みです。

スピアリリー(ガイミアリリー)についてはこちらをご覧下さい。

スピアリリー07111

071101のスピアリリー

スピアリリー071125

071125のスピアリリー

| 植物のはなし | 16:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プリザーブドフラワー展によせて。

現在、咲くやこの花館では、プリザーブドフラワー展(11月20日(火)〜25日(日))を催しております。
ご協力いただいた先生方、生徒さんたちの様々な作品が展示され、体験実習も行われています。
そんな催しにご尽力いただいているみなさまの声、思いをお伺いしました。

◆今年で5回目のプリザーブドフラワー展になり、回を重ねるごとに知名度、来客数、技術力、教室等などUPし、楽しみに来て体験し、喜んで帰られます。
小学生の興味津々な質問体験、年配の方や男性のからのおどろき等、やりがいのある、この上ない事です。
手作りの楽しさをこれからも一緒に作っていきたいと思います。


1
昨年今年と相次ぎ両親を亡くし、消沈しておりましたが仲間や生徒さんに元気づけられ2年間頑張りました。
今年も喪中のため、わたしは「ホワイトリース」元気をもらった生徒さんには「レッドのハートリース」を作っていただきました。

プリザーブド展

プリザーブド展



体験講習を担当して、同じ花器・花材を使ってもそれぞれの感性で独自でオリジナルな作品が出来あがる喜びを感じています。

プリザーブド展



プリザを始めて、人との出会いも増え、作品を作っている時は無になれ、幸せを感じます!
今回は、光るバラを作ってアレンジする作品を作り、展示しております。
ぜひ、体験に来て頂きたく、お待ちしております。

プリザーブド展



私事ですが、プリザーブド展に参加させて頂くようになって4回目になるでしょうか。
この展覧会は毎回、新たな花材や色合いのお花が出品され、他の人の作品を見せて頂く良い機会となっています。
わたしも庭に咲いている花や、野辺で摘んできた花を手作りし、プリザーブドフラワーにすることは喜びとなっています。
これからも、沢山の方に来場いただき楽しんで頂けたらと思っています。

プリザーブド展



葉牡丹ツリー
昨年暮れに思いつき、1日かかって100ヶの葉牡丹を買い集め3ヶ月ほどかかってプリザにしました。
大変なことでしたが、りっぱにできて感激しています。

プリザーブド展



春と秋に咲くやこの花館をお借りして行われるプリザーブド展、とても楽しみにしています。
自分の出展作品を製作することはもちろん、他の方々の作品を一同に見ることが出来るからです。
個性あふれるアイデアやセンス、回を重ねるごとにバージョンアップしている作品には、必見の価値ありです。
みなさん、是非ご来館ください。

プリザーブド展



私のプリザーブドフラワーとの出逢いは、プレゼントに頂いた1輪のバラ作品でした。小さな可愛い作品でしたが、いつまでも色あせもなく、新鮮なままで驚きました。
手作りのプリザーブド教室に通う事で、友達が出来た事に嬉しく、これからも作品創りを楽しんでいきたいと思います。

プリザーブド展



年2回の展示会。
雑貨出身の私は、毎回自作のあみぐるみを作品に入れています。今年はくまのサンタです。
たくさんのリースにツリーが展示していますので、自分好みの作品をぜひ探しに来て下さいネ。

プリザーブド展



「せっかく、アレンジした花も枯れてしまい残念」
と思ったのがきっかけで、手作りの液なるものの存在をネットで探していた時、この手作りプリザーブドに出合いました。
年2回咲くやこの花館で新しい花作りに挑戦させて頂くのを楽しみにしています。
もっと多くの方に知らせてあげたいです。

プリザーブド展



作品に込められたいろいろな思いが、咲くやこの花館で展示されています。
会期中にお見えになられる際には、ひとつひとつの作品にはこんなエピソードがあるのだと思いながら、ご覧になっていただけるとより関心を持っていただけるかと思います。
そして、もし作品作りに興味をお持ちになられたら、是非実習会にもご参加ください!

| 咲くやこの花館のイベント情報 | 13:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Sleeping Hibiscus【和名:シロバナウナヅキヒメフヨウ】が咲いています!

シロバナウナヅキヒメフヨウ

うなづきひめふよう (頷き姫芙蓉)
アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木
学名:Malvaviscus arboreus var.mexicanus
英名:Turk's cap
Sleeping Hibiscus

メキシコからコロンビアにかけて分布しています。花弁は3〜6cmぐらい。
花は下向きで、つぼみのままのように見えます。
実はつぼみは上を向いているのですが、次第に下を向き咲くことから、和名の「頷き姫芙蓉」と名付けられています。

また、1枚ずつの花が完璧に開ききらず巻き込んだ状態で開花するため、英名の「Sleeping Hibiscus」と付いているとのことです。ロマンチックな名前ですね。
そのかたちから「シガレット・ハイビスカス」とも呼ばれ、花色は朱赤色がふつうですが、今回ご紹介してる白色や淡いピンク色もあります。
当館のフローラルジェンヌさん(歴3年)が、「この色味のものは、当館では初めて見ました!」
と語っていました(笑)ので、是非、ご紹介したいと思いました!
赤い通常のウナヅキヒメフヨウも同時に展示しております。

希少種という訳では無いようですが、優しい色の可愛い花です。
当館の熱帯花木室で可憐に開花中。

シロバナウナヅキヒメフヨウ

| 植物のはなし | 15:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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寒蘭の鑑賞についての基礎知識。

 寒蘭は、日本の九州の南西部、四国南部、紀伊半島などの温暖な地域の山に自生している山野草で、『東洋的な美』として形容され、古来から梅、菊、竹とともに四君子として、その気品ある美しさは多くの人々により、称えられてきました。

寒蘭は、園芸的には東洋蘭の仲間として知られており、『東洋的な美』として古くから梅、菊、竹とともに『四君子』と呼ばれ、その清楚な美しさは多くの人々に称えられてきました。
寒蘭の葉姿、花容、香りの一体となった調和美は『山草の王』として、長い伝統を持つ、貴品ある植物です。

■寒蘭の鑑賞について■

●西洋のランは花ビラが幅広く、色彩の派手なものが好まれますが、寒蘭は、細い花弁、葉姿、など『曲線の美』が好まれています。

●花の色は、大きく分けて、乳白色、緑色、紅色、桃色、黄色、色の変化が複雑なサラサなどがあります。

●花の形は、正三角咲き、丸みをもった三角咲き、一文字咲きなどがあり、花と花の間隔や、四方に咲く花の配置、鉢と葉と花のバランス、花の色などで賞が決められています。

●寒蘭の分布は、九州の南西部、四国南部、紀伊半島などの温暖な地域の山に自生し、北限として伊豆半島にも分布しています。

●育てるのは、水やりは回数を少なく。光りは弱く。強い寒さにあてないなど注意すれば元気に育ちます。

興味があり、くわしく聞いてみたいかたは、相談コーナーでお気軽に聞いてください。

寒蘭の鑑賞について

寒蘭の鑑賞について


咲くやこの花館では、現在、寒蘭展11月13日(火)〜11月18日(日)を行っています。
ほのかな香りとともに多彩な色合いをお楽しみください。

| 咲くやこの花館のイベント情報 | 13:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「スピアリリー(ガイミアリリー)」の花芽が色づいています。

咲くやこの花館では「スピアリリー」で展示していますが、花芽が赤く色づいてきました。
咲くやこの花館では英名の「スピアリリー」で表記していますが、どちらかというと 「ガイミアリリー」という名の方でご存知の方が多いかもしれません。

最近では「ガイミアリリー」の切花がフラワーアレンジメントなどの素材として使われるようになり、そのために現地では切花用として栽培されているというお話も耳にします。

しかし、日本でガイミアリリーが展示されている植物園などは意外に少なく、実際に花が咲く姿はとなると日本ではあまり見る機会がありません。

 「スピアリリー」は学名をDoryanthes excelsa といい、オーストラリアの東部などに自生するリュウゼツラン科の植物です。
花が咲くと話題になるリュウゼツラン(アオノリュウゼツラン)の場合、花は白く、一度花を咲かせると絶命しますが、スピアリリーにはそのような特徴はないようです。
花は赤く、地上から約5m前後の高さまで花茎を伸ばしたその上にたくさんの花をつけます。

ところでスピアリリー(英名)の名前の由来は…
スピアは英語で「槍」を意味します。5m近くにも伸びる花茎の先に花を咲かせたその姿が"やり"に似ていることからその名が付いたといわれます。
でも現地オーストラリアでは「ガイミアリリー」という名前が一般的なのでしょうか。

スピアリリー


 咲くやこの花館では5月ころに開花したり、秋に咲いたりと花の咲く時期は一定しないようですが、今はもう11月。これから寒くなるこの時期にはたして開花するかどうか…
スピアリリーの花については今後も情報をお伝えします。

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寒蘭展の展示作品から〜なにわ蘭友会に伺いました〜

咲くやこの花館では、洋ランや寒蘭などの特別展示では花の展示に多くの方々のご協力をいただいています。
同じ花を愛するみなさんでも、花を愛するきっかけや気持ちはみなさんそれぞれのようです。
また展示いただいている寒蘭のひとつひとつにもいろいろなエピソードがあるようです。今回寒蘭の展示にご協力いただいている「なにわ蘭友会」の方に伺ってみました。


「今回ご紹介をさせて頂く寒蘭は私にとってとても思い出になる株です、600鉢ほどある蘭の中でも、人に紹介をさせていただいている蘭です。
初めて自然に生えている寒蘭のところに連れて行ってくれた人にゆかりの寒蘭です。

簡単に考えていた山登りも現実と想像とは雲泥の違いです、ピッケルを持って道なき道を立木にすがりながら進むのは、普段都会に住んでいる人間には、大変な労力です。5メートル、10メートル進むのに、85歳の老人とスタートして10分ほどで姿が見えなくなるくらい、離されました。
挙げ句の果て、ここに生えていますと指を指されていても見えないのです、枯れ葉の中から、葉の一部を覗かせている蘭の葉に気が付かないのです。

そんな苦労をした経験のあと、お土産にもらった1本の蘭が今回紹介している寒蘭です。
平成16年2月22日に山で手に入れた直根の付いた大きな苗でした。
大切に育てた甲斐があって3年間で11株に増えました。昨年まだ翁が元気な11月大株になったので半分を里帰りさせようと
四万十市まで持って行きました。翁は「折角ここまで大株にしたのだから花を付けて見せてください」とのことで、大阪に持ち帰りました。
今年の、異常なまでの夏を越して2本の花芽が付き咲くやこの花館で見事に花を咲かせました、翁はあの世から、咲くやこの花館に飾られているこの寒蘭を見に来てくれている事でしょう。」


植物のひとつひとつには、ひとの手と手を結ぶいろいろな繋がりがあるのですね。

寒蘭展の展示作品より

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サンジャクバナナに苞が生っています!

サンジャクバナナ
学名 Musa acuminata Colla
科名 バショウ科 
用途 食用


苞のお話は、無限花序(むげんかじょ)のヒミツ! でご紹介したとおりなのですが、
普段は非常に高い所に生ることが多く、目の前でご覧になれることは少ないと思います。
サンジャクバナナは背の低いバナナで、現在このような状態でご覧になれます!

サンジャクバナナ

サンジャクバナナ


ご来館の際には、是非!

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歴史に見る東洋蘭

 世界史に初めて「蘭」が登場するのは紀元前にさかのぼり、有名な思想家「孔子」の言葉です。

彼の言行録である「論語」に、志を遂げることができないまま故郷に帰る道中、目にとまった「香蘭」を見て「それ蘭はまさに王者の香たるべき」と表現し、ランの高貴な香りと自分の今の境遇を対比させる場面が記されています。

中国では当時から蘭が高貴な花であるとされていた様子がうかがえます。

中国では、園林三宝(銀杏、牡丹、蘭)や花中四君子(梅、蘭、竹、菊)に数えられるなど、現在に至るまで蘭は最も好まれた花のひとつです。中でも四君子(その高潔な美しさを君子にたとえていう)に上げられた植物は、古来より中国・日本の絵画で多く描かれてきました。

日本では、万葉集などに「蘭」の文字が見られるようですが、「蘭」と呼ばれているものがラン科の植物を指していたか否かについては諸説があるようです。

一方でセッコクなどの植物が薬用植物として利用されていたことをうかがわせる記載が風土記(ふどき)などにはあるようです。
少なくとも江戸時代には日本でも鑑賞などのために寒蘭や春蘭などの東洋蘭が栽培されていたことが当時の書物などからわかっています。

咲くやこの花館では、11月13日(火)〜11月18日(日)「寒蘭展」を催します!

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コットンと綿はイコールだよ!

・・・わたくしは、脳内でイコールになっていませんでしたっ!
この木が木綿の源。
(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」オオオオオッッッ

ささやかな驚きに包まれました!

綿の木は、あおい科に属し一年生草木で、アメリカ綿の花は、開花1日目はクリーム色2日目はピンク色に変わり、しおれます。開花後50〜60日ほどで、実が大きくなり、やがてはじけて、白い繊維があふれ出る!とのこと。

これが衣料になる木綿の繊維。

なのですよ!

そして、しばらくして乾燥したら、つみ取るそうです。
雨にあうと繊維が垂れ下がり、汚れるので、あまり長くおかないほうがよいとのこと。

綿の木


もちろん、当館では洋服にまでなる予定はありませんので、そのまま栽培しておりますが。
キッチンガーデンの役立つ植物広場で地道に生っています。

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今回の「咲くやこの花館洋ラン展」の見どころなど!

出品点数 約150点

今回の展示では華やかなカトレヤの花が特に多く展示されています。また、デンファレなどおなじみの洋ランに加え形や色に特徴のあるバルボフィルムなど、多彩な顔ぶれが揃いました。

今回の展示で珍しいものは、プテロステリスの仲間とアントロスキルスの仲間などで、いずれも展示会で見る機会が少ない希少種です。

プテロステリス オーストラリアやニュージーランドに分布する地生ランの仲間。名前はギリシャ語のpreton「翼の意」とstylos「柱の意」
今回の洋ラン展では数点を展示します。

アントロスキル(ラ)ス 西アフリカのナイジェリア、カメルーンからコンゴ、ウガンダに至る雨量の多い森林帯に分布している着生ランの仲間だが、姿は地生ランに似ている。名前はギリシャ語のankistron「釣り針の意」とcheilos「唇の意」今回の洋ラン展では1点を展示!
 
いずれも原種のランで、関西の洋ランの展示会で出品されることは少ないです。

アントロスキル(ラ)ス

アントロスキル(ラ)ス

プテロステリス

プテロステリス


今回の洋ラン展は、カトレヤなどみなさんになじみの深い美しい花もさることながら「これも洋ランなの!?」と思うような面白い姿の花、また展示会でもあまり見ることができない原種の花など、バライエティにとんだ各種の洋ラン150点が展示されています。
また館内熱帯雨林の温室などにはバニラやバンダ、チョコレートの香りがする「シャリーベイビー」などのランを展示しています。
是非、ご来館ください!!

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「トワイライト咲くやこの花館」を楽しむ。

この時期ならではのお楽しみ「トワイライト咲くやこの花館」
 輝く日ざしの中、花や植物のいきいきとした姿をご覧いただけるのが「咲くやこの花館」の大きな魅力ですが、夕暮れの咲くやこの花館はまた一味違った雰囲気です。閉館時刻の5時となり、閉館後の水やりなどを行っているとあっという間に夕闇に包まれます。暗くなるにつれて照明に照らし出されてゆくジャングルの光景はなんともロマンティックです。

トワイライト咲くやこの花館

トワイライト咲くやこの花館


11月下旬から12月にかけては日が沈むのも早くなりますので、みなさんにも「夕暮れの咲くやこの花館」をご覧いただくことができます。残念ながら閉館が5時までですので、ゆっくりと楽しんでいただくわけにはいけませんが、この時期だけお楽しみいただける「咲くやこの花館での夕暮れのひととき」を大切なあの人と過ごしてみてはいかがでしょうか。

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ニンニクカズラはどこにある?!

ニンニクカズラ
学名:Pseudocalymma alliaceum
別名:ガーリックバイン
ノウゼンカズラ科
原産地:熱帯アメリカ

熱帯アメリカ原産のつる性の花木のニンニクカズラは、熱帯地方では庭木として植えられていることもあります。
つるは枝分かれしながら4〜5mの長さに伸びます。

花はラッパ状で先端が5つに分かれて、咲きはじめは紅紫色ですが、徐々に色が抜け白っぽくなります。
熱帯では、一年を通して開花します。
この名前の由来は、葉や花をもむとニンニクのような臭いがするためです。
が、
揉んだり砕いたりしなければ、臭いはしません。
多分、咲くやこの花館に来られても、どこにあるのかお分かりにならないことでしょう!
ふふふ( ̄ー+ ̄)

ニンニクカズラ
ニンニクカズラ


ヒントは、現在開花中。

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おもと(万年青)についての余談

現在、咲くやこの花館では「おもと展」を開催しております!
で、ちなみに【わたしの感じるおもとの面白みについて。】(笑)
ですが、おもとの魅力を語りたいと思います!

小葉は約10cm、中葉は15cmの鉢で栽培するので、場所をあまり取らないのですが、多年草で一年目から親木になる4〜5年に成長するに従って面白いほど変化する。
という点でしょうか?

本来、半日陰の植物ですから、それほど日当たりの少ない場所でもつくることが出来ます。
実生と言って、おもとの種を蒔いて、新種のおもとを作り出す方法があって、おもとは遺伝的に大変変化しやすい植物なため、この新種で高級な品種ができれば、高価な値打ちになることがあるそうです。
ある種ギャンブルですね。
その面白みもあるのでしょうか?
おもとには、葉の厚いもの、薄いもの、葉がクルクルとパーマのように巻くものなど色々な形があり、また、緑の葉のなかには、曙といって黄色く色の変化するものや、白や黄色の斑柄のきれいなものもあります。


■おもとの歴史的変化■

延徳二年(1490年)ごろに描かれた雪舟の「四季花鳥図」の中に、実をつけたおもとが出てきます。

そして、中国の絵画を見ると、岩についたおもとの図がいくつも出てきます。
古いものでは宋時代のものがあり明、清時代も出てきます。
中国に絵の修行に行っていた雪舟は、勿論おもとの絵を見ていたでしょうし、中国でのおもと鑑賞を知っていたことであろうと思われます。
宋時代の画家の描いたものの一つには、はち植えの図がありますから、栽培していたことは間違いないでしょう。

ですが、江戸末期以後、現在のおもとという植物に対してのありようは、非常に高いレベルになっていて、中国のおもととは比較にならない日本独自の園芸植物になっているようです。
中国のおもとは薬草として用いられてきましたが、園芸植物としては、品種改良の試みが無かったようです。

天保年間におもとは全国的に流行したことがあり、法外な金銭で取引されるようになったという歴史があります。そして幕府によって嘉永五年(1852年)におもとを高価に売買することを禁止するようになったといいます。

おもと展
おもと展


おそらく中国のおもとから始まり、実のついたものを主に鑑賞した室町時代から、江戸初期までと、江戸後期以後の品種分化の時代とが、歴史の上で確認できますが、おもとは日本独自の園芸植物といえるようです。
西洋ではなかなかおもとの面白さに気づいてはもらえないようですが、わたくし個人としては、日本趣味の西洋人の自宅でこっそり育っていたおもとも存在するような気がします!(笑)

| 植物のはなし | 15:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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