咲くやこの花館通信 200712

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12月28日〜1月4日までは、咲くやこの花館はおやすみです!

 2007年は非常にお世話になりました!
7月頃から、始めたBLOGですが、・・・職員一同、「植物を主題にしたテーマ」をそれぞれの観点で書いておりました。

フローラルジェンヌさんも「ネタは無い?!」と、日々聞かれ、困らせつつですが(すみません 涙)

植物というものは関心の持ちよう観点によるのかも知れませんが、なかなかに奥深く面白いものだと、しみじみ感じる咲くやこの花館のHPです。

これからも A plant enthusiast(植物マニア?!?(+_+)を突っ走る職員たちと共にHP・BLOGを続けて行きたいと思います。

 今年ご来館いただいたみなさま、ご尽力いただいたみなさま、咲くやこの花館はみなさまに支えられております。ありがとうございました。

そして、2008年もよろしくお願いします。

2008年も宜しくお願いします!

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2度美味しいパパイヤ!

学名:Carica papaya
分類科:パパイヤ科 Caricaceae
属:パパイヤ属 Carica
原産地:中南米地方
シーズン:通年


 スーパーなどで販売されているパパイヤのほとんどはハワイとフィリピンからの輸入物になります。
国内では沖縄や小笠原諸島、南九州や太平洋側の温暖な地域で栽培されていますが、出荷量はそれほど多くはありません。 チチウリノキ(乳瓜木)、モッカ(木瓜)、パウパウ、ママオ、ツリーメロンなどとも呼ばれることもあります。

 沖縄やフィリピン、タイなどでは、果実としてよりむしろ野菜として扱うことが多いようです。未完熟で青いものの皮をむき、果肉を千切りにして水にさらしてのち炒め物に使われます。

■料理法の一例をあげてみます。
青パパイヤをスライスして炒めておきます。次に豚肉を炒め、先の青パパイヤを入れて炒め、粉末のだしと塩コショウをして味を整えたら出来上がります。
わたしも食べましたが、とても美味しかったです!

 千切りのものが袋詰めでスーパーに並んでいたり、調理済みのものは総菜として、販売されています。また、これを乾燥させたものは「千切りダイコン」のように用いられます。
タイでは青いパパイヤを「マラコー」と呼び、ソムタムというサラダにします。千切りにした実をニンニク、唐辛子、パクチー、ナンプラー、化学調味料などと和えます。
ちなみに沖縄では、パパイヤチャンプルーという名前の料理もありますね。

パパイア花

パパイア実


 そんな美味しいパパイヤの実と花が現在同時にご覧になれます。
残念ながら、当館の場合食べる目的ではありませんので、展示のものは腐るまで、落下するまでおかれていますので、多分虫などに食されてしまうのですが・・・無念。

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「夏のクリスマス」を告げるクリスマスブッシュ

Ceratopetalum gummiferum Sm.
クリスマスブッシュ  クノニア科
オーストラリア東部原産。
高さ4〜10mになる高木で、花は白から紅色に変化します。
切枝としてクリスマスの頃、赤く色づいた花のついた枝が輸入されます。
日本では春から初秋まで花を咲かせますが、濃い緑の葉と赤い花のコントラストが美しく、クリスマスの装飾として使用されます。
日本やヨーロッパとは逆の季節の南半球の「夏のクリスマス」を告げるお花です。

クリスマスブッシュ

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クリスマスの植物いろいろ

Blandfordia grandiflora R.Br.
クリスマスベル  ユリ科
オーストラリアのNSW原産。
海岸沿いの湿った荒地に生育が見られます。
花はベル状で、朱紅色地に先端が黄色のもの、また、全体が黄色になるものなどがあります。
現地ではクリスマスの頃に花を咲かせ親しまれていることから、その名で呼ばれています。

クリスマスベル


Osmanthusa heterophyllus P.S.Gree
ヒイラギ  モクセイ科
高さ10mになる常緑高木で、本州と四国の暖帯に多く、九州、西表島、台湾の高地にも分布します。
10〜12月に芳香のある白いギンモクセイに似た小花を沢山つけます。
実は1.5cmくらいの楕円形で、翌夏に黒紫色に熟します。
本種は、クリスマスのデコレーションに使用されることは少なく、節分の際、邪気の進入を防ぐおまじないとして、戸口にさして使用されます。

ヒイラギ


Ilex aquifoliun L.
正確には、ヒイラギモチ(チャイニーズ・ホーリー)  モチノキ科
中国長江の中・下流域から、朝鮮半島南端部にかけて分布する低木で、4mに達します。
葉は革質で、四角形をなし、5またはそれ以上の刺を有しますが、株が古くなると全縁の葉を生じ、非常によく結実し、実は赤く熟し、美しく観賞用に栽培されます。
アメリカヒイラギ(Ilex opaca Ait..)との交雑により、多くの園芸品種が生じています。

ヒイラギモチ


日本では、クリスマスの飾りはヒイラギではなく、ヒイラギモチ(セイヨウヒイラギ)なんですよ!


などなど、現在の日本にはいろいろな国の植物がいろいろに混在して、クリスマスを祝っているようです。
ルーツを辿ると、実はクリスマスになにも関係が無いような植物もクリスマスの植物として扱われているようです。
節分に由来するヒイラギ・・・・不思議ですね。

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"kissing under the mistletoe"(=ヤドリギの下でのキス)

Viscum album L.ssp.coloratum Kom.
ヤドリギ〔寄生木〕                   ヤドリギ科 
 北海道から九州にかけて分布し、主として落葉樹に半寄生します。
果実は球形の淡黄色で、径6mm程度。赤実のものをアカミヤドリギといいます。
ヤドリギの種子は吸根で、寄主の組織に侵入し、水分と養分を吸収します。寄生植物は、エノキ、ムクノキ、クリ、サクラ、ブナ、ニレ、クワ、カシワ、ケヤキ、ナラなど多種類につきます。
常緑で、他の樹種に半寄生することから、『生』へのシンボルとして古代ケルト人の神事に用いられてきました。

ヤドリギ


 名残は現在もイギリスに残り、"kissing under the mistletoe"(=ヤドリギの下でのキス)と呼ばれ、クリスマスイブにセイヨウヤドリギの飾りの下にいる女性とは自由にキスをしてもよいという風習があります。

女性の方はお気をつけて!

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この木何の木を一見!

Samanea saman Merrill
アメリカネム   マメ科
西インド諸島、メキシコ〜ペルー、ボリビア、ブラジルなどの熱帯アメリカ原産。

 電機メーカー日立のテレビコマーシャルで有名な『この〜木、なんの木、気になる木♪』。『名前も知らない木』と歌われていますが、アメリカネムという立派な名前があります。

雨が降る前に葉を閉じることからアメフリノキの別名があります。

 日立のテレビコマーシャルは、ハワイ・オアフ島の モアナルナガーデンパークにある大木が撮影に使用されました。枝張り40m、高さ25m、胴回り7m、樹齢130年といわれてます。

現在、展示しているアメフリノキは、1990年に開催された大阪花博の際、日立館の前に展示されていた木箱植えをご恵与いただいたものです。

この木何の木


「この木なんの木」をご覧になれる機会はなかなか無いのでは無いでしょうか?
クリスマスの期間中は見られます。ご来館の際に是非!

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クリスマスローズの謎。

Helleborus niger L
 クリスマスローズ  キンポウゲ科
ヨーロッパ中部から南部、西アジア原産の宿根草。根出する長い葉柄をもつ鳥足状の葉を有します。花柄は15cm程度で、赤い斑点を有し、頂部に白色の花を2〜3個つけます。
花弁に見える白い部分は萼片でしっかりしており、長く楽しめます。

クリスマスローズ(ローズはこの場合、バラでは無く「花」を指します)は白い花を咲かせるヘレボルス・ニゲルにつけられた英名で、元々はこの一種だけを指しました。
その名前の通り、クリスマスの頃に花を咲かせます。

クリスマスローズ

ヘレボルス・ニゲル


一方、赤茶色の花をつけるヘレボルス・オリエンタリスは英名ではレンテンローズと呼ばれます。
キリスト教の復活祭(イースター)前の日曜日を除く40日間を「レント(四旬節)」といいます。
レントの期間、2月〜4月にヘレボルス・オリエンタリスは花を咲かせます。

レンテンローズの系統

レンテンローズの系統


ということで、本来はクリスマスローズではありませんが、日本ではクリスマスローズの方が親しまれているために、この仲間全てをクリスマスローズと呼んでいます。
キリスト教の行事としては、全然意味の違う両者の名の言われなのですが。
日本のクリスマスローズの謎ですね!(笑)

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相変わらず悩み続けているスピアリリー・・・・

スペアリリーその後


・・・

相変わらずのスピアリリーの近況でした。
多分、無理?!Σ(T▽T;)

| 植物のはなし | 14:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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海外のクリスマスツリーいろいろ。

 今、咲くやこの花館はクリスマス中です♪
ハワイのクリスマス-Mele Kalikimaka- から始まり、12月22日23日24日に催されるクリスマスコンサートがメインイベントのひとつなのですが、館内のフラワーホールでは、海外のクリスマスツリーなどをご紹介しております。


◆ハワイのクリスマスツリー
サンタクロースが海水パンツを着用し、イルカやサメ、また、カメにまたがっているもの、そして、アロハシャツをまとってフラダンスを踊り、ウクレレを演奏する姿などをモチーフにしているものなどがあり大変面白い。また、赤いハイビスカスの花のオーナメントは、いかにも南国風。
サンタクロースのアロハな感じが、非常に怪しいですね!(笑)

ハワイのクリスマスツリー

ハワイのクリスマスツリー

◆スウェーデンのクリスマスツリー
スウェーデンでは、伝統的なクリスマスの飾りとして、紙で作られた飾りがあげられます。
スウェーデンには、サンタクロースは存在せず、代わりに『トムテ』と呼ばれる小人が登場します。

スウェーデンのクリスマスツリー

スウェーデンのクリスマスツリー 

◆ドイツのクリスマスツリー
ドイツではかつてドイツトウヒ(Picea abies Karst.)にリンゴの実やストロー細工、卵などで作られたオーナメントを使用し、ツリーを飾りました。

ドイツのクリスマスツリー


クリスマスについては、こちらもご覧ください!

| 咲くやこの花館のイベント情報 | 14:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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潔いハツミドリ!

学名:Agave attenuata Salm-Dyck

ハツミドリの花が満開です。

アガヴェの仲間のハツミドリはアガヴェ特有の鋭い刺がないやさしい姿をしています。
本来、ロゼット径(※根出葉の直径)が1mにもなり、穂状花序4mにもなる大きなアガヴェです。
が、咲くやこの花館では鉢で植えてありますので、ロゼット径が60cm、穂状花序の長さが約2mと半分ほどの大きさのミニチュア版で開花しています。
穂状花序は大きさとは関わらずに尾のように垂れ、下から順に薄い黄緑色の花を次々と咲かせ、豊富な蜜を花の付け根辺りから滴らせています。

ハツミドリ
ハツミドリ


アガヴェ属は1度花を咲かせると枯れてしまう一回結実性の植物です。
このような植物にはイネ科のタケがあります。大きなアガヴェの中には60年、80年かけて生長して大量の花を咲かせて一生を終えるものがあります。

まさしく花をパッと咲かせて人生を終わらせる潔い植物です。 
「漢」=潔いの意味(笑)

| 植物のはなし | 14:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリスマスコンサートを催します!

毎年恒例のクリスマスコンサートを今年も催します!冬の温室でハッピーな時間を過ごしませんか?!
クリスマスソングや楽しいミュージカルも楽しめる若さあふれるコンサートです!!
是非お越しください!

■出演校■
12月22日(土) 大阪府立春日丘高等学校
12月23日(日) 大阪府立四條畷高等学校
12月24日(月) 大阪信愛女学院中・高等学校
午後3時開演

詳しいイベント情報は、こちらへ

| 咲くやこの花館のイベント情報 | 09:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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チリの国花だという。

ラパジェリア・ロセア

和名:ツバキカズラ
学名:Lapageria rosea Ruiz.&Pav.
ユリ科ツバキカズラ属の常緑多年草 チリアンベルフラワー
原産地:チリ南部
英名: Chilean bell flower, Copihue

チリの国花。
和名は椿の花に似ていることからつけられました。
夏の高温には弱いので、当館では高山植物室で育てています。

蔓性で長さは3メートルほどになるといいますが、環境次第でいくらでも伸びるかもしれません。
ご家庭の屋外では厳しいかも知れませんが、咲くやこの花館では、結構伸びそうですよ!(笑)

ツバキカズラ

ツバキカズラ


葉は卵形で、先端が長く尖ります。
葉腋からトランペット形の紅色からピンク色の花を咲かせます。

咲くやこの花館の高山植物室で、ご覧になれます!

| 植物のはなし | 16:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブラシノキは語る。

フトモモ科ブラシノキ属の常緑低木
学名:Callistemon speciosus
Callistemon(カリステモン)は、
ギリシャ語の
「kallos(美しいの意味)+ stemon(雄しべの意味)」
が語源。
英名:Scarlet bottlebrush(花序が瓶洗いのブラシに似ていることから)

オーストラリアが原産。
日本へは明治時代の中頃(1800年代末)に渡来しました。主として太平洋沿岸の暖地で露地栽培され、用途は切り枝がもっとも多く、一部は庭用、鉢物用として利用されています。
5月〜6月ごろ、枝先に長さ5〜10センチの穂状の花序をつけ、真っ赤なブラシのように見えるのは、雄しべと雌しべ。
初夏と秋に花を咲かせる植物。

ブラシノキ

ブラシノキの花

ブラシノキ

これから咲くブラシノキ

ブラシノキ

ブラシノキのつぼみ


とのことですが、やはり地球温暖化の所為でしょうか・・・ことしは12月今頃から咲き始めています。
そして、つぼみがいっぱい出来ているので、これからが満開という感じです。

植物館という、身近な日々の中にこういう自然の変化を見つめ感じている咲くやこの花館には、ミニミュージアムという自然を考える展示をしているコーナーもあります。
是非、ご来館の際にはこちらにもお寄りください。

| 植物のはなし | 15:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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